※こちらで説明するのは個人&初心者向けの内容です。企業サイトや大規模サイトではもっと複雑に分析して対策します。
ごきげんよう、CHIBICO.JP(チビコ)ふしみまいです。
ひとつ前の投稿(そもそもSEOってなに?私のブログ、どこをどうすればいいの?)で、SEOってなんなのさをざっくり知ってもらったということで、
じゃあ、具体的にどうすればいいんだってお話です。
内的要因に働きかけて、内側から改善する方法
SEO対策には大きくわけて2つの方法があると申しました。
内的要因に働きかける方法と、外的要因に働きかける方法。
それぞれバランスよくやることが大切なのですが、まずは内側からの対策を。
内的要因って?
内的要因とは、自分のサイトやブログ自体にあるSEO要素のこと。
タイトルや内容、HTMLの構文を工夫して、同じような内容でも検索にひっかかりやすくするSEO対策です。
キーワードを考える
サイトや目的がはっきりしていれば、どんな人にサイトを見てもらいたいかもはっきりしてきます。
どんな人に見てもらいたかは、つまりどんなキーワードで検索されたらよいか、ということです。
ネットで漠然と探し物をする時はキーワードで検索しますよね?
例えばわたくしは今日、
「メンズ 長財布 プレゼント」「メンズ 長財布 人気」「メンズ 長財布 革」などと検索してました。
夫にプレゼントするのに良い財布はないかな〜と思って。
「財布」だけだと女性物も二つ折り財布も出てきてしまうし、安物は選びたくないし、などと考えた結果のキーワードです。結果、ハイブランドからこだわりの職人モノまで、いろいろ探せています。
自分のサイトやブログは、どんな言葉で検索されたらよいのでしょう?
今のところどんな言葉で検索されているのかは、アクセス解析を見ることで傾向がつかめます。
アメブロなどの無料ブログサービスには、たいてい簡単な解析機能がついていますので参考になります。
初心者が考えがちなNGキーワード
初心者が思いつきがちなダメなキーワードあるあるがあります。
- キーワードが大きすぎる(結果が多すぎる)
- 自分の名前やハンドルネーム、屋号
- 意味もなく横文字(英字)
アクセサリー教室をやっているからと言って「アクセサリー教室」だけでは検索上位に来るなど夢のまた夢。お金をかけてキーワードを買っている企業にはかないません。
大きすぎるキーワードには、地名・ページの特徴・スタイルなどを組み合わせた複合キーワードで考えます。検索されやすい、自分が浮かび上がりやすいキーワードをいくつか組み合わせて実際に検索してみましょう。
ただ!自分が浮かびやすいからといって固有名詞を主な検索キーワードと考えるのは間違いです。
名前やハンドルネーム、屋号などはそりゃあもう一発で検索上位に浮かび上がりますが、そんなキーワードで検索してくるのは知り合いだけです。あなたが芸能人や有名人でもないかぎり、アクセスは増えません。
また、アルファベットも検索されにくいキーワードです。
日本語の読み書きをする人がターゲットなら、日本語のキーワードの方が上位にきます。
実際にコンバージョンが期待できそうなキーワードをとにかくたくさん探す
とにかく、実際に自分のサイトの目的に合った結果が出るようなキーワードをできるだけ探すことが重要です。
ただコレ、言うは易く行うは難し!
自分を探してもらえるキーワードを探すことはものすごく難しいです。
すぐ見つけられるものでも、一旦見つけたからそれで終わりなものでもないです。
またキーワードは見つけたら上手にサイトに組み込まないと意味がありません。
キーワードは、常に探し続ける必要もあります。
キーワードを見つける→サイトに組み込む→効果を計る→改善する。この繰り返しです。
キーワードを考えてサイトの改善をアドバイスすることが仕事になるのは、そういうわけです。
見つけたキーワードを効果的にサイトに組み込む
- HTML構文を見直す
- 内部リンクの強化
- ロボットが気に入る文章とユーザを回遊させるための文章で書く
などの方法があります。
初心者の方や、アメブロなどの無料ブログサービス利用でも簡単にできることは、
「ブログ・WEBサイトのタイトル」「ブログ説明文」「ブログ投稿のタイトル」
をキーワードを上手に組み込んだものに変えること。
まちがっても「CHIBICO.JPふしみまいのブログ」みたいなタイトルにするのは避けましょう。
ロボットが気に入る文章とユーザを回遊させるための文章で書く
次いで簡単にできることは、ブログやページの文章をキーワードを検索されやすい書き方にすること。
ロボットが気に入る=価値があると判断する文章は、HTMLの構文が論理的でわかりやすいものです。
大切なことですが、知識のない人には難しいのも事実。
ユーザ(人間)が気に入るのは、内容が面白かったり興味深かったり、デザインがきれいで読みやすいページ・文章です。
文章とともに写真やイラストが素敵なことも大切です。
ユーザが気に入る文章のコツにはロボットには直接関わりないものも多いのですが、
来てくれた人をサイト内で回遊させる工夫をこらすのも離脱率を下げる&リピート率を高めるというSEO対策です。
こちらはネットの知識や技術よりも文章力やセンスが問われます。
長くなったので、ネットならではの文章の書き方のコツは次回(個人のためのSEO対策、具体的な方法【内側から2】)に続く。